08/08

2012

「政局つづく」


みなさん、こんにちは。
国会は政局が続いています。

自民党は、総理から解散の確約がなければ、社会保障と税の一体改革の法案を採決しないと主張しており、さらには内閣不信任案や総理問責決議案の提出も視野に入れています。しかし、このことは3党合意を破棄することになるばかりか、国会で審議されるべき重要法案を放棄することに等しいと考えます。
特例公債法案、社会保障を充実するためのマイナンバー法案、国際社会から要請をうけているハーグ条約の承認、大阪都構想法案、格差是正のための選挙制度改革法案等々がすべてご破算になる可能性があります。政局を優先するあまり、これらのものを審議をすることなく、廃案にするというのは本当に政党としての責任を果たすことになるのでしょうか。
とにかく自民党には熟慮していただき、ご理解とご協力をしていただくことを願うばかりです。

政府は、淡々と重要なことを決めています。
国家公務員の退職金を14.9%引き下げるということを決めました。これは大変な引き下げ幅であり、これで官民格差はほぼ解消されたと言って良いものです。
また、私も副会長として参加している超党派の議連では、自動車運転過失致死罪と無免許運転に対する罰則の法定刑上限の引き上げについて法改正案をまとめました。これを受けて、政府も来年の通常国会までにこれらの改正を閣法として提出することを検討しています。今年春に地元亀岡市で大変不幸な事件があり、私も何とか早くこのことの結論を出したいと考えています。

国会で処理すべき課題は山積しています。


08/07

2012

「緊迫する永田町」


みなさん、こんにちは。
国会は、社会保障と税の一体改革関連法案の採決をめぐって、自民党が内閣不信任案に同調する、しない等々、非常に政局中心の動きが広がっています。
とにかく、3党合意を尊重して、この法案を採決し、成立させることが与党をはじめとした3党の責任だと考えます。

一方、昨日6日、広島は67回目の原爆の日を迎えました。昨年は、菅総理(当時)とともに、平和式典に出席し、被爆者の方々と面談等させていただいたことを思い出します。昨年も非常に暑い一日でした。
今年は、広島の式典から東京に帰られた野田総理が、関係閣僚に対して、将来の原発比率をゼロにした場合の課題を整理し、どうしたら克服できるか検討してほしいという指示を出したという報道が流れました。大変大きなメッセージと考えます。

そんな折、明日、以前も紹介しましたが、私の著書『原発危機 官邸からの証言』(ちくま新書)が書店に並びます。原発事故直後の官邸の状況を事実としてまとめるとともに、「脱原発に向けた8原則」という私なりの提言をまとめ、将来のエネルギーライフスタイルの姿にも言及しています。

まさに、総理の指示にあるように、できない理由を並べるのではなく、克服するために何ができるのかを考えることがこれからの政治の仕事だと考えています。
他方、昨日、東電の事故当初のテレビ会議の映像と内容が一部公開されました。東電はずっと拒否していましたが、枝野大臣の行政指導等もあって、やっと実現しました。しかしながら、東電側の編集した一部の公開にとどまり、これでは真相が明らかになりません。今後、一層の公開を求めます。
ちなみに、ニュース等で流れた、東電本社に乗り込んだときの菅総理(当時)の横に後ろ姿が映っていますが、それが私です。あのときのことを思い出すだけでも緊張がよみがえります。


07/18

2012

「テレビ出演のお知らせ」


本日は、初当選以来配信している、ファックスニュースのご挨拶文
をメルマガでもお届けします。

 * * * * * * *

 いつもお世話になり、誠にありがとうございます。

 先般、衆議院で社会保障と税の一体改革の法案が通過しました。その後、小沢グループを中心とした離党者が相次ぎ、ご心配をおかけし本当に申し訳ありません。どの政治家も増税をお願いするのはイヤなことです。しかし、2年前の参院選でも消費税の必要性を訴えました。年金、医療、介護、子育て政策を持続可能にするために不可欠であり、また、世界の市場が日本の財政健全化の取組みを注視しています。無責任なことは出来ません。
 マニフェストも、財源、医療、子育て、成長戦略、社会的包摂政策等々、かなりの部分が実現されつつあります。国民の皆さんにその変化を伝えきれていない力不足を痛感しています。

 一方、長年の念願であった再生可能エネルギーの固定価格買取制度が7月1日からスタートしました。京都でも伏見をはじめ、あちこちでプロジェクトが立ち上がっています。楽しみです。

 先月就任したばかりの京都府身体障害者団体連合会・会長の初仕事は、全京都障害者総合スポーツ大会卓球大会への出席でした。選手や関係者の皆さんの長年のご尽力に心から感謝申し上げます。

 8月上旬、ちくま新書から『原発危機 官邸からの証言』の出版が決まりました。震災発生後、自ら体験した事実と今後のエネルギー政策の展望を記しています。この1ヶ月は執筆で眠れぬ日々が続きました。もしよければご一読下さい。

 政局は何があっても不思議はありません。参議院では外交防衛委員会も動き出します。緊張感を持って臨んでいきます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

 * * * * * * *

さて、今夜、テレビ出演をします。
詳細は以下の通りです。お時間があればご覧ください。
◆BSフジ 「PRIME NEWS」
<日時> 7月18日(水)20:00~21:55
<内容> 国会事故調の報告書について
https://www.bsfuji.tv/primenews/


07/04

2012

「Amazonで著書の先行予約が始まりました」


こんばんは。連日のメールで失礼します。
今日はお知らせです。

昨年3月11日の東日本大震災による原発事故において、当時、内閣官房副長官であった私は、力不足ながら最前線で事故の対応にあたりました。

マスメディア等を通じて、いろいろな批判も受けていますが、当時どのような状況であったかを多くの人に伝えたいと考え、自ら残した当時のノートをもとに、官邸から見た原発危機の緊迫した状況と、危機の真相を詳しく記した書籍を、この度「ちくま新書」から出版する運びとなりました。
現在、最終原稿のチェック段階ですが、実はこの一か月間、何度も徹夜に近い状況で執筆作業をしています。

タイトルは、『原発危機 官邸からの証言』(福山哲郎:著 ちくま新書 819円)です。

発売は8月上旬を予定しておりますが、本日よりAmazon(アマゾン)において先行予約が始まりました。

詳しくはこちらをご覧ください。

是非ご予約ください。ご一読いただければ幸いです。
くわしい内容は、出版が近づいた頃に改めてお知らせします。

さて、昨日の続きですが、訴訟の結果が今日の毎日新聞に掲載されています。


07/03

2012

「臨時役員会で処分が決定しました」


皆さん、こんばんは。
先週から大変お騒がせをしていました、小沢元代表を中心とする49名の離党問題について、今日、民主党の臨時役員会で処分が決定しました。

社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決で反対し、離党届を提出した衆議院議員37人は、小沢元代表も含め全員除籍処分になりました。離党届を出していない法案に反対した議員については、鳩山由紀夫元総理が6ヶ月の党員資格停止になったことをはじめ、他の議員は党員資格停止2ヶ月という処分になりました。
また、参議院議員で離党届を出された議員は、受理という結論になりました。
さらに、先般、離党届を提出していた平智之衆院議員の離党も承認されました。政権交代前の総選挙で京都の皆様の大きなご支援をいただいたのに申し訳ありません。
すべて、とても残念な結果であり、国民の皆様に心よりお詫び申し上げます。

党がバラバラに見え、信頼を失ってしまったと感じていますが、もう一度、“新生 民主党”として、改めて一体感を持ちながら、国政の責任を果たしていきたいと思います。
マニフェストは、離党した議員が言っているほど何もしていないわけではありません。また、旗も降ろしていません。着実に進んでいることもたくさんあります。このことを国民の皆さんに謙虚に伝えていくことが、我々がやらなければいけない最も大切なことだと考えます。

一方、本日、昨年に第一審で勝訴した名誉毀損に関する訴訟について、相手側が控訴していましたが、横田由美子氏が自らの非を認めて、自らの意思で関連するブログ記事を削除することになりました。よって、今回の訴訟の目的は達したと判断し、和解することを決めました。
皆さんにはご心配をおかけしました。


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