11/13

2014

「何のための解散?」


こんばんは。

昨日お伝えしたように、衆院厚生労働委員会では、エボラ出血熱への対策強化を含む感染症法改正案が審議・可決されました。
一方、審議中、長妻昭衆議院議員が今回のGPIFの運用比率見直しについてリスクが高くなるのか質問したところ、厚労大臣は答弁できずに6回も審議が止まり、そこで役人から説明を受けるという場面がありました。私たちの年金がリスクも理解されないままに運用されているのかと驚くばかりです。

今国会会期中は最後になるであろう野党政策責任者会議では、野党で共同提出した危険ドラッグ禁止法案が成立する見通しであること、派遣法案の改悪が断念される見込みであること等について、私からそれらの協力に謝意を申し上げました。また、領域警備法案をはじめ、議員立法について国会最終盤に向けて引き続き連携をとっていくこと等を確認しました。

この解散は一体何のための解散なのか?今だにわかりません。
政策を投げ出してまで、疑惑隠し?アベノミクスの失政隠し?
国民のためでないことだけは間違いないでしょう。


11/12

2014

「やっとまともに危険ドラッグ禁止法案や感染症法案を審議か」


こんばんは。

与党による強行な運営で混乱が続いていた衆院厚労委員会では、労働者派遣法改悪案の審議を後回しにすると与党が提案し、我々民主党を中心に強く主張していた、目の前の課題である危険ドラッグ禁止法案や感染症法案等を優先的に審議することとなりました。当然のことだと思います。野党の主張が通ったことになります。
まだまだ油断はできませんが、実質的には労働者派遣法改悪案は今国会では成立しないことになったといえると思います。これも多くの皆さんの反対の声があったおかげです。

一方、今朝の参院本会議では、今年8月の豪雨によって広島市で発生した土砂災害等を踏まえた、土砂災害防止法改正案が可決・成立しました。
また、先の通常国会から継続審議となっていた社会保険労務士法改正案も可決されました。こちらは、衆院に再送されます。

午前中に、維新の党との政策協議を行い、領域警備法案について実務的な協議を加速していくとともに、政局が流動的であることを踏まえて緊密な連携をとっていくことを確認しました。
また、夕方には、みんなの党の政策責任者会談を行い、行政改革など方向性が一致している分野も含めて政策面での協議をしていくことで一致しました。

昨日にも増して、解散総選挙に向けた動きが続いています。
もう一度言います。
もし本当に解散なら、「政策投げ出し・疑惑隠ぺい解散」です。


11/11

2014

「もし本当に解散なら、政策投げ出し・疑惑隠ぺい解散です」


今日は、永田町では解散風が吹き荒れ、雰囲気が一気に加速しています。
総理が海外で不在なのに解散総選挙の日程が取り沙汰されること自体が極めて異例です。また、本当に解散となれば、安倍政権が掲げる重要政策課題はすべて中途半端になり、まさに「政策投げ出し・疑惑隠ぺい解散」です。

一方、党の安全保障総合調査会と外務・防衛部門の合同会議が開かれ、「領域警備法案」について議論しました。
この法案は、離島等における武装集団の上陸等の不法行為に対応するため、海上保安庁の権限を強化するとともに、警察・海上保安庁が適切に対処できない可能性が高い区域を領域警備区域とし、この域内に限って、自衛隊に平時から警察権限を付与するものです。ただし、わが国の公共の秩序維持は、警察機関が第一義的に担うことが基本であり、距離や配置状況などの理由により適切な対処に支障が生じる事態となってはじめて、警察機関との適切な役割分担のもと、自衛隊が対処することとしています。
夕方に開催された「次の内閣」閣議でも法案登録をしました。野党各党にも呼びかけるとともに、党内議論を加速させていくつもりです。

また、「次の内閣」閣議では、米価の下落が続いている現状に鑑みた農業戸別所得補償法案や、小笠原水域で横行しているサンゴ密漁に対する罰則の強化等についても法案登録するとともに、ハンセン病解決促進法改正案や児童通学安全確保法案を了承しました。政府提出の女性活躍推進法案については、修正案をとりまとめました。衆院での修正を求めていきます。

あらゆる事態を想定しつつも、政策調査会としては、しっかりと我々の政策を打ち出していくつもりです。
派遣法改悪の審議中の衆厚労委員会はいまだに混乱し続けています。政府与党の責任は重いです。


11/07

2014

「衆参ともに紛糾。乱暴な国会運営つづく」


夕方、日韓・韓日協力委員会50周年記念総会に枝野幹事長とともに出席し、韓国から帰国しました。
日本から、逐次国会の状況報告を受けていましたが、衆・参ともに与党側の運営は数を頼みとする乱暴なものになっています。

参議院議運委員会では、これまでの慣行やルールを無視して、強行採決で、地方創生関連法案を審議する特別委員会の設置を決めました。

衆院厚生労働委員会では、初日から委員長が職権(強行)で委員会を開催したのに続き、今日も委員会開催と総理入り質疑を強行しました。
委員会初日の審議入り前に、前代未聞の与党修正提案があり紛糾。続いて5日の審議では、厚労大臣が何度も答弁した内容を委員会終了後に厚労省から紙切れ一枚で修正させてください、との申し出があり、またもや紛糾。国会審議を何と心得ているのか、呆れるばかりです。
また、通常、委員会の審議時間等は理事会で与野党の協議によって決められるものですが、与党が一方的に時間を決めて、委員長が無理やり強行に仕切る、このような横暴な委員会運営は、改めて、去年の特定秘密保護法の審議を思い起こします。

野党は一致して、厚労大臣の答弁のやり直しと補充審議を求めています。さらに、民主党をはじめ野党4党は、いわゆる「同一労働同一賃金推進法案」を衆院に提出しており、審議拒否をしているのではありません。欠席はしたくてしているのではなく、審議の環境が全く整っていないからです。
国会運営の責任は一にも二にも与党にある、というのが長年、国会で自民党を中心に言われてきたことです。政府・与党に猛省を促します。


11/05

2014

「維新・みんなとの政調会長会談」


こんばんは。

今朝は、参議院本会議が開かれ、土砂災害防止法改正案の趣旨説明・質疑等が行われました。

夕方には、維新の党、みんなの党との政調会長会談をそれぞれ開催しました。
民主党から、ヘイトスピーチ規制法案の骨格案を示し、検討を依頼しました。さらに、領海警備法案についても、両党の実務者同士での協議を行うことを確認しました。

この後、枝野幹事長とともに訪韓します。
50周年を迎える日韓協力委員会の記念総会への出席に加え、政党間の交流や、個別に政府関係者との意見交換を行う予定です。
また、ご報告します。


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