01/18
2015
「岡田新代表選出!」
先ほど、民主党代表選挙の開票が終わりました。
決選投票の末、岡田克也さんが民主党新代表に選出されました。
私は岡田さんの推薦人になっていましたので、開票時には、かなり緊張しました。よかったです。岡田さんを応援いただいたすべての皆さんに心から感謝申し上げます。
細野さん、長妻さんを交えた代表選は、とてもいい議論がなされたと思います。これからが民主党再生の本番です。日本のために岡田新代表を先頭にがんばっていきたいと思います。
年始からお騒がせし、失礼いたしました。
さあ、次は国会論戦です。
01/15
2015
「来年度予算案の閣議決定」
こんばんは。昨日、来年度予算案が閣議決定されました。
今年度の実質経済成長率の見通しがマイナス0.5%と、当初予測のプラス1.4%から大幅に下方修正されました。実質成長率がマイナスとなるのは、2009年度以来5年ぶりのことであり、アベノミクスによる景気回復という安倍政権のシナリオが明らかにおかしくなっています。
一般会計総額は96兆3420億円と、経済対策とは関係ないような防衛費を今年度補正予算案に回すなどして総額を圧縮したにもかかわらず、過去最大規模になりました。我々の政権担当時、約91兆円の予算を編成した時に、自民党議員から「水ぶくれ予算」「粉飾」などと大変な批判を浴びましたが、そのままお返ししたい思いです。
実質賃金の17か月連続マイナスなど、国民生活の苦しさが顕在化しているなかで、さらに追い打ちをかけるような内容もあります。
前回指摘した介護報酬の引き下げは、サービスの低下を招き、それによって生活や命をつないでいる利用者の暮らしに打撃を与えます。障害福祉報酬も実質的には引き下げられ、子育て給付金についても減額となっており、社会保障の充実・安定化のためにしたはずの消費税増税は、いったい何だったのかと感じます。
消費を萎縮させ、他方で、議員定数削減など身を切る改革も未だ実現しておらず、納得できるものではありません。
国会論戦で厳しく追及していくつもりです。
01/13
2015
「長岡京市長選挙勝利!介護報酬減額」
1月11日に施行された長岡京市長選挙で、京都府議を辞して立候補された中小路健吾さんが13000票超の得票で、新市長に当選されました。民主党京都府連で一緒に活動してきた中小路さんが当選されたことを本当にうれしく思っており、多くのご支援に感謝申し上げます。
民主党を離党し、党派を超えた市民一人ひとりのご支援を頂き選挙をやりたい、と言って敢然と市長選挙にチャレンジした姿勢が有権者に通じたものと考えます。
彼は若い頃から、生まれ育った長岡京市のために働きたい、と志を立て、その強い思いと夢がかないました。そして、いよいよこれからが本番です。自民党推薦候補との一騎打ちを制した41歳の若い市長に、次の時代の長岡京市政を創造していただきたいと思います。
がんばれ、新市長!
さて、国政に目を転じると、明日、来年度予算案が閣議決定されます。
総額が96兆3400億円と過去最大規模になる一方で、懸案となっている介護報酬については、2.27%と大きく減額されることになりました。過去最大の引き下げ幅だった2003年度の2.3%よりも抑えたといいますが、とんでもありません。物価上昇を勘案すれば、実質的には最大の下げとなります。この政権は、こういった数字のごまかしを使い過ぎです。
介護職員の報酬を1人あたり月12000円上乗せするといいますが、全体の報酬が減ることとなれば、ケアマネジャーや調理員なども含めたその他の人件費を確保することができず、事業の継続が危ぶまれる現場も出てきます。既に事業を継続できない、求人を出しても人が集まらない、といった声が介護の現場から相次いでいます。
介護サービスの低下は、それによって生活や命をつないでいる利用者の暮らしに直結します。将来の介護環境に禍根を残すこと必至です。
国会の審議で厳しく追及していかなければなりません。
01/09
2015
「代表選、岡田克也さんを支持します」
民主党代表選が告示されました。
私、福山哲郎は、民主党代表選挙で、岡田克也さんを支持します。
以下、その主な理由を述べたいと思います。
第一に、岡田さんは、自民党を離党後、20年以上にわたり、政権交代可能な、自民党に代わりうる政党を作り上げる、という強い思いを持ち続けてこられました。自由党との合併時の難しい調整、郵政選挙時の代表、東日本大震災時の党幹事長等々、いろいろな民主党の厳しい状況下で、常に泥をかぶる役回り、損な役回りをされてきました。それでも、岡田さんの弁解しない、逃げない場面を何度も見てきました。
党のために汗をかいてきた人を、みんなで盛り上げ、支える、そんな政党であるべきだと考えます。
第二に、岡田外相時代、私は外務副大臣を務めました。「国民の理解と信頼があって初めて、力強い外交が展開できる」というのが岡田さんの持論でした。
日米核密約の解明、外交文書の管理と保存・公開制度の確立、記者会見のオープン化、経済援助や国際会議でのNGOとの連携、核軍縮・不拡散に関する外相会合(NPDI)の創設、地球温暖化に関する強いコミット、ODAの透明化と新方針の策定・・・、新しいこと、自民党政権ではあり得ない事を次々と実行されました。
核密約や核軍縮は思いつきの発想ではありません。長年にわたって、岡田さんが構想を温め、地道に内外にネットワークを作る努力をされてきた結果です。まっすぐに、ひたむきにやり切る姿勢が民主党には求められているのではないでしょうか。
第三に、安倍自民党政権は巨大与党であり、非常に手強い大きな存在です。来たるべき統一地方選、参院選をしのぎ、勝ち続けることで再生の道が開かれ、総選挙につながります。国民の信頼を回復することは並大抵のことではありません。オール民主党で挑むしかありません。
予算委員会や代表質問、党首討論で安倍総理と真正面から対峙できる岡田さんを中心軸にドカッと据え、全員がそれぞれの持ち場で活躍し、また徹底的に議論し、決めたことは従う、そんな政党に生まれ変わり、緊張感のある政治を作ることから始めたいと考えます。
第四に、まじめで堅物に見える岡田さんですが、けっこう笑われます。冗談もよく言われます(面白いかどうかは・・・)。食事も割り勘ばかりではありません(笑)。
しかし、その岡田さんのまじめさや政治家の言葉に対する責任感の強さこそが、民主党への信頼感につながり、今の政治に求められている姿なのではないでしょうか。
以上のような理由で、私は岡田克也さんの推薦人に加わり、支持させていただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
一方で、細野さん、官邸でともに原発事故に対処した仲間であり、間違いなく将来の民主党のリーダーのお一人です。
長妻さん、彼の年金問題に対する執念は、すさまじいの一言に尽きます。政権交代の立役者の一人。さきがけ時代からの信頼する友人です。
3人の候補者とともに、国民に開かれた、信頼回復の第一歩になるような良い代表選にしたいと考えています。
01/08
2015
「厚労省に介護報酬・障害者福祉報酬引き下げ撤回を再度申し入れ」
こんにちは。国会閉会中並びに民主党代表選挙中ですが、党内の部門会議等は開催されています。
私が副座長を務めている党・沖縄協議会では、内閣部門との合同会議を開き、来年度の沖縄振興関連予算案について、沖縄県及び政府からヒアリングを行いました。
他方、昨年末に厚労省に申し入れをした介護報酬・障害福祉報酬の引き下げについては、現段階でまだ政府は検討を撤回しておらず、引き下げの方向で来週にも予算案を閣議決定しようとしています。
民主党としても、今朝、改めて厚生労働部門会議を開いて関係団体からヒアリングを行うとともに、再度、厚生労働省に対して、介護報酬・障害福祉報酬引き下げ検討の撤回及び報酬の引き上げを求める申し入れを行いました。
以前に指摘した通り、消費増税で財源を確保したにも関わらず、介護報酬や障害福祉報酬を下げ、結果として、介護や障がい者福祉に従事する方々の賃金を下げるというのは、総理が賃上げを経団連等に求めていることと逆行しています。物価が上昇する中での引き下げは実質賃金の大幅な低下となります。
現状においても、介護や障害福祉関係の求人には応募が少なく、専門学校にも人が集まりづらくなっています。職員が離職し、事業所の運営が厳しくなれば、介護サービスの低下や利用者や家族の暮らしを壊すことになりかねません。
関係団体からも引き下げ撤回を求める動きが強まっています。
将来の介護、障害者環境に禍根を残すことになりかねません。
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