01/04

2016

「明けましておめでとうございます。闘う通常国会はじまる」


穏やかな陽気のもと、皆様もいい一年の始まりを迎えられたことと存じます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

昨秋の臨時国会は結局開かれず、異例の1月4日からという通常国会が今日召集されました。もちろん着物姿で登院しました。
昨年の9月19日の安保強行採決以来、ようやくはじまったかという感じです。
早速の本会議、安倍総理の海外出張報告は無味乾燥で内容のないものでした。

岡田代表は、午後の維新の党との統一会派総会において、「歴史に残る国会にしたい。安倍政治は国民の声を聞かず、ごまかし、バラマキだ。1人を幸せにできず、1億人を幸せにできるはずがない。一人一人を大切にする政治をめざし、安倍政治と闘う」と力強く訴えました。

一方、国会初日に合わせ、議員会館前の歩道には、おさまりきらないくらい多くの方々が集まって、安倍政権の暴走を止めようと集会・デモが行われました。「正月になれば国民は忘れる」などというけしからん話にNOをつきつけていただきました。
大発会で500円以上も下げて今年の株式市場が始まりましたが、実質消費も低迷を続けており、アベノミクスも大きな争点の一つです。
今国会では、安保法制、社会保障の切り捨て、労働者保護ルールの改悪等々、数々の懸案に対して、責任ある野党第一党として対抗軸を打ち立てていくつもりです。

本年が皆様にとって良い年となりますよう祈念するとともに、引き続きのご指導、ご支援をよろしくお願いします。


12/28

2015

「一年間お世話になり、ありがとうございました。来年は選挙Yearです。」


いつもお世話になり、誠にありがとうございます。
本年も一年間、私の政治活動に温かいご支援、ご理解を賜わり、心より感謝申し上げます。
皆様のおかげさまで何とか無事に一年を過ごすことができました。

長い通常国会の安保法制の審議に象徴される「アベ政治」の姿勢そのものについて、日本の国論は二分され、国会周辺のデモは全国に拡がりました。今もその動きは続いています。
あの国会を振り返った対談本「2015安保国会の内と外で」を出版致しました。ご笑覧いただければ幸いに存じます。

この一強多弱の政治状況は、民主党の政権交代の失敗がその原因の一つだという認識と反省から出発しなければならないと感じています。
とはいえ、このままの政治でいいわけはありません。
三極と言われた政党が、消滅、分裂を繰り返している中で、やはり民主党基軸に野党を立て直すしかありません。その気概と自覚を持って、通常国会から安倍政権にしっかりと対峙し、考え方の軸を提示していきたいと考えています。

来年は、年明けの京都市長選挙、八幡市長選挙、夏には改選の参議院選挙が続きます。変わらずのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
お体にはご留意いただき、良いお年をお迎えください。
なお、賀状による年頭ご挨拶は法律上禁止されておりますので控えさせていただきます。


12/21

2015

「『2015年安保 国会の内と外で-民主主義をやり直す-』が明日出版されます。」


こんにちは。
最近は地元での活動や安保関連の集会等で走り回っています。

先週末も、各地の安保法制反対の集会に参加させていただきました。
17日(木)には「早稲田から安保法制を撃つ!」と題したイベントに参加。伝統ある大隈講堂が約1500人でギッシリ満席。熱気溢れる会でした。
19日(土)は奈良県「戦争をさせない1000人委員会」の集会に呼んで頂き、前川清成参院議員とともに出席し、安保法審議の顛末や今後の展開についてお話しさせていただきました。これまた満員。すぐさま京都弁護士会主催の市民集会にも駆け付け、その後京都のママの会有志の皆さんと懇談。昨20日(日)は、SEALs KANSAIの安保関連法の廃止を求める京都デモが行われ、行進前に円山公園で開かれた集会に出席しました。
一方、東京では昨日、「立憲デモクラシーの会」「学者の会」「ママの会」「SEALs」「総がかり行動実行委員会」の5つの市民団体の有志による「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」が設立されました。私たちも、その動きをしっかりと受けとめ、幅広い国民の皆様と連携していきたいと思います。

そんな中、明日12月22日、SEALsの奥田愛基さん、弁護士の倉持麟太郎さんと私の対談本が出版されることになりました。
タイトルは『2015年安保 国会の内と外で-民主主義をやり直す-』(岩波書店 1500円+税)。
路上と国会がどのように繋がっていったのか、安保法制の国会審議を振り返りながら、民主主義や立憲主義の今後についても話し合っています。奥田さんの他、濱田邦夫・元最高裁判事、水上貴央・弁護士、広渡清吾・元日本学術会議会長の公聴会での公述や、本会議での私の反対討論等も収められています。

ご一読いただければ幸いです。
詳しくは以下URLをご覧ください。
http://www.amazon.co.jp/dp/4000610996/


12/09

2015

「久々ですみません。市民連合(仮称)との連携について」


こんばんは。久々のテツロー日記です。
もちろん毎日サボっていたわけではなく、全国の安保法反対の集会やシールズ、ママの会に参加したり、地元京都での活動で走り回ったり等々、相変わらずバタバタしていました。

先週末の6日、日比谷野音で行われた安保反対の集会でも感じたのですが、会場は満員で、参加されている方々の熱は全くさめていません。また、先日茅ヶ崎市でお伺いした神奈川ママの会でも同様でした。
この動きを受けとめるのが政党の役割だと思います。

そんな中、今日、10月に民主党からの呼び掛けで始まった安保法反対市民団体と各野党との意見交換会の第3回目の会合が開催されました。参加いただいたのは、学者の会、ママの会、シールズ、総がかり実行委員会、立憲デモクラシーの会の方々です。民主党からは枝野幹事長、近藤昭一さん、辻元清美さん、私が参加しました。

今日の会合では、特に来夏の参議院選挙での一人区の対応について、前回から引き続き話し合いを行いました。
市民側から「市民連合」(仮称)を立ち上げ、一人区で候補者を絞り、市民が応援できる枠組みを作っていきたいとの話がありました。また、支援できる候補者とはどのような政策共有が必要なのか、についてご提案をいただきました。
各政党からは概ね歓迎の意が表され、各選挙区において、地域事情に応じて対応を協議していくことを確認しました。

これらの動きに呼応するように、石川県、熊本県等々でも市民派の候補者擁立の動きが出ています。
もちろん、安保法反対、立憲主義を守ることのみならず、経済政策や子どもの貧困、報道・表現の自由等々、争点は多々ありますが、私たちも参院選のマニフェストや国会論議にどう反映させていくのか、しっかりと受けとめていきたいと考えています。


10/14

2015

「議事録問題で事務総長に緊急申し入れ。」


こんばんは。

あの本会議から1ヶ月近く、全く国民に開示されていなかった安保特別委員会の議事録が連休中の11日(日)に、突然、ホームページで公開されました。委員長に対する不信任動議が否決された後、鴻池委員長により委員会の再開が宣告されないまま、あの暴力的行為によってそのまま委員会が散会になった最終日の議事録も含めてです。

それまで参議院内のイントラネットで見られる未定稿の段階では、「議場騒然、聴取不能。委員長退席」というところで議事録は終わっていました。
今回、公開された議事録には、その後に「委員長復席後の議事経過は次のとおりである。」として、速記の開始、質疑の終局、法案の可決、さらには付帯決議の可決まで加筆されています。一体これはどうなっているのでしょうか。事実と全く異なっています。
通常国会が閉会し、すでに特別委員会は存在していません。委員長や参院事務局の判断で勝手に追記することができるというのであれば、委員長は何でもできるということになります。

そもそも、9月18日に事務局が持参した「委員長認定」と明記された当日の動きのペーパーには、委員会が再開されたことになっていません。しかし、公開された議事録には「速記を開始し」と書かれており、明らかに事実と異なります。また、付帯決議についても、議事録上には全く内容が記述されておらず、どんな付帯決議が行われたのかも分かりません。
さらに、地方公聴会の議事録は、委員会報告がなされないまま、ただ「参照」として添付されました。一体なんの参照でしょうか。

あの「採決」の状況はテレビでも中継されており、委員長の声が聞こえる状況でなかったことは、多くの方がご覧になっています。議事録は歴史の検証に耐えられるものでなければなりません。今のままでは、事実と異なることが後世に残ります。
未来の人たちには、安保特別委員会の強行採決や地方公聴会報告が委員会にされなかったことが伝わりません。事実をねじまげて議事録に残すことは許されません。議事録の信頼性が損なわれ、国会の審議自体の信用も失われます。
政府・与党の暴力的な委員会打ち切りがすべての元凶です。加筆された部分の削除を強く求めます。

本日午後、野党共同で、参議院事務総長に抗議するとともに、経過の検証を行うことを要請しました。
事務総長からも、検証・報告する旨の発言を得ました。


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