04/13
2016
「衆院補欠選挙、はじまる」
こんばんは。
国会の混乱は収まりません。
衆院TPP特別委員会は、国会への情報不開示と西川委員長の出版の矛盾に対して与党側のまともな説明がないまま開催できない状況になっています。国会運営は与党の責任です。いわば与党の審議拒否です。
そんなさなか、甘利前TPP担当大臣の金銭授受問題について関係者への捜査の報道が流れました。甘利前大臣も体調不良を理由に国会に出てきていません。
これが、昨日までの経過です。
今日、国会対策委員長会談が行われ、中断していたTPP特別委員会審議のやり直しと党首討論の開催で合意に至り、国会は動き出します。審議のやり直しを認めるということは、瑕疵は与党、政府側にあることは明らかです。
一方、地元京都では衆議院補欠選挙が、昨日、12日から始まりました。
9日は時局講演会に岡田克也代表が、10日の夕方から11日の午後にかけて、蓮舫代表代行が京都入りして、泉ケンタさんへの応援を訴えました。時局講演会には二カ所で1000人を優に超える市民が応援に駆けつけてくださいました。私も連日、街頭から、街宣車から活動を続けています。
昨日の出陣式も、岡田代表が再び入洛、たくさんの支援者に集まっていただき、泉ケンタさんの勝利に向けて気勢を上げました。
北海道5区の選挙も始まっています。なんとしても勝ちたいと思います。
04/08
2016
「TPP特別委員会、連日の紛糾」
衆院TPP特別委員会は、今日も紛糾しています。
昨日から始まったTPP特別委員会は、何も言わない、何も出さない、政府の態度に紛糾。
黒塗りだらけの「のり弁当」のような資料に加えて、農水大臣をされていた西川公也委員長が「TPPの真実」という交渉暴露本を出版準備していたらしいことが明らかに。しかし、当の委員長席に座っている西川委員長自身がこのことを認めない異常な事態が発生。
民進党の玉木議員の質問に何も答えない、答えられない審議になりました。審議の体をなしません。
西川委員長の本に関して、政府は民進党TPP交渉過程解明チーム会議において、4月1日付で、「ゲラチェックという形で具体的に執筆に協力した職員はいなかった」とする内閣官房TPP対策本部名義の文書回答をしてきました。
今日の審議で、このことについて、緒方林太郎衆院議員が、本の内容ではなく、回答が間違いないかの確認を求めたところ、石原大臣からまともな答弁がなく、答弁拒否までしました。そのため、民進党の理事が委員長に対して、議場内協議をし、議事整理をするよう要求しましたが、委員長はまったく聞き入れず、審議続行を強行しました。
もともと、委員会の合意事項として「西川公也委員長は中立公正かつ円満に委員会を運営、開催するとともに、政府・関係者に対し、十分な資料を提出するよう指導すること」と明記しています。しかし、委員長は昨日も今日も、政府の不十分な答弁に対して速記をとめることもなく、委員長自身の出版の事実すら明らかにせず、不公平な委員会運営を続けています。
そのため、これ以上議事を続けることはできないとして審議を止めました。当然です。審議拒否をしているは政府なのですから。
現在は休憩中で、協議が続いています。前代未聞の審議です。
04/06
2016
「公選法改正、要約筆記者にも報酬支払い可能に。」
こんにちは。
今日の参議院本会議で、閣法・議員立法での改正公職選挙法が可決・成立しました。今夏の参院選から適用される見通しです。
今回の改正を受けて、駅や大型の商業施設などに「共通投票所」を設置することが可能になります。指定の投票所だけでなく、共通投票所でも投票することができ、利便性が高まることになります。
また、期日前投票の投票時間を、各自治体の判断で、最長で午前6時半から午後10時まで広げることができるようになります。
さらに、現在、手話通訳者への報酬支払いは認められていますが、今回、候補者らの発言を筆記で説明する要約筆記者にも報酬の支払いが認められることになります。
この改正点は、民主党(当時)政治改革推進本部として必要性を提唱し、与野党の折衝で改正に含まれることになりました。
私は京都府身体障害者団体連合会の会長として、以前から京都府難聴者協会の皆様から強い要望をいただいていました。もちろん、党内から異論は全くなく、各党の政治倫理・選挙制度特別委員会の理事の皆さんにお力添えをいただきました。
推計6万人とされる、手話でないとコミュニケーションできない方々には手話を用いなければいけませんが、一方で、後天的な理由等による難聴で手話以外でもコミュニケーションできる方々については、要約筆記、字幕、紙の配布、読唇等々、情報がきちんと入手できる環境整備を行っていくことが必要です。
4月1日から、障害者差別解消法が施行され、行政機関は「不当な差別的取扱いの禁止」「合理的配慮の提供」が義務化されました。今回の改正を機に、障がいを持つ方々の一層の投票参加が進むことを期待します。
他方、TPPについては、政府から提出された、甘利前大臣とフロマン米通商代表との交渉に関する資料がほとんど全て黒塗りであったために、特別委員会での審議の入口から大幅に遅れました。
国民には何も知らせない、と言わんばかりです。民進党として、引き続きTPP交渉の過程の情報公開を強く求めていきます。
04/04
2016
「週末の活動&民進党ロゴマーク公募のお知らせ」
こんばんは。
週末は、龍谷大学ならびに福知山公立大学の入学式に出席しました。
龍谷大学の入学式は、歴史と伝統に彩られた、厳粛な雰囲気の中で挙行され、とても感激しました。
一方、福知山公立大学は、私立だった大学が今年から公立として新たにスタートすることとなり、開学式と入学式が行われました。理事長と学長を兼任されることとなった井口和起先生は、私が嵯峨野高校時代に大変お世話になった書道の先生のご主人で、政権担当の際にも、震災時の公文書管理に対してご指導を賜りました。福知山出身でお人柄も素晴らしい井口学長を擁しての開学にお祝いを申し上げます。
50名の定員に約1600名もの受験者があったことも期待の表れだと考えます。松山正治市長をはじめ、関係者のご尽力に敬意を表します。
さて、補欠選挙です。泉ケンタ衆院議員の事務所開きが京都市伏見区と長岡京市で行われました。たくさんの市民の皆さんに集まっていただき、気勢を上げました。民進党初の公認候補予定者です。
一昨日は、前原・山井 両衆院議員、北神元衆院議員と私、京都の仲間が一緒に、もちろん泉ケンタさんとみんなで街宣車からマイクを握りました。
今朝も、私は、大手筋商店街の前で街頭演説をしてきました。激励もたくさんいただきました。
また、今日の午前0時から、民進党の新しいロゴマークの公募の受付がはじまりました。
募集期間は4月12日までで、インターネットを通じた応募のみ受け付けています。もちろん、プロ・アマを問いません。
民進党が綱領に掲げている「自由」「共生」「未来への責任」という理念や、「国民とともに進む」という立場をコンセプトとしながら、自由な発想から様々なアイデアが届くのを楽しみにしています。
応募規約等の詳細は、民進党HPをご覧ください。
たくさんのご応募をお待ちいたしております。
03/29
2016
「安保法施行に抗議する」
こんばんは。
昨年の9月19日強行採決された安保法制が、今日、施行されることとなりました。
あの半年前から、日本は何も変わっていません。安保法制反対、廃止を願う国民の声は、まったく収まっていません。毎月19日には各地でデモや集会が開かれています。
法案強行採決後、「これから粘り強く説明を行っていきたい」と言っていた総理は臨時国会を開かず、逃げました。今国会でも、ほとんど説明はされませんでした。
「駆けつけ警護」、米艦防護、日米物品役務協定の改定案等々は施行に間に合わせず、先送りしています。「安全保障環境が変化しているから、一刻も早く」と言って無理やり強行採決をしたのではなかったのでしょうか。これも参院選挙対策の目隠しのようなものです。信じられないやり方です。
今日の各新聞の社説は、施行に対して、反対と賛成が真っ二つでした。どの新聞を読むかで、世の中の見え方が全く異なる社会になりました。経済格差も含め、日本がこのような分断社会になっていることに危機感を覚えます。
安倍政権は、選挙のたびに「経済、アベノミクス」を掲げ、選挙後には、その都度、特定秘密保護法、安保法制を強行に押し進めてきました。今回も消費税再延期をちらつかせ、アベノミクスの失敗を覆い隠し、憲法改正は争点ではないと言いながら、衆参同日選挙まで視野に入れています。
この安倍政治を何としても抑えなければなりません。
戦後日本の先人が創り上げてきた立憲主義、民主主義を守る闘いは続いています。
今も、国会前には、昨年のようにたくさんの国民が集まってくださっています。私も参加をしてきました。
また、軽減税率を前提とした消費税引き上げを含む、予算案も今日、成立しました。もちろん民進党は反対しましたが、安保法制施行とともに、暗澹(あんたん)たる思いになりました。
まずは補欠選挙です。
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