07/04

2017

「閉会中審査」


こんばんは。

都議選で自民党は大敗しました。
先週、私も都議選の応援でバタバタでした。

火曜日の夜、稲田防衛相の自衛隊を政治利用するトンデモナイ発言が出て、急きょ、夜の11時頃にTBSぶら下がり取材を受けたりしました。「即刻辞任するべきだ」と申し上げましたが、いまだに辞めずにグズグズしています。
その後、下村氏の週刊誌報道や二階幹事長のマスコミ批判とたて続きにいろいろありました。

野党は、この間、憲法にもとづいて臨時国会の召集を求めています。
今日、与野党国対委員長会談が開催され、やっと閉会中審査に応じるかと思いきや、驚くべきことに、自民党側の提案は、安倍総理が海外で不在の時に開会しようというものでした。それも予算委員会ではなく、文科委員会と内閣委員会の連合審査でした。つまり、安倍総理も稲田防衛相もいないということです。
当然、野党は拒否しました。あきれるばかりです。安倍総理はいつまで逃げ回るつもりなのでしょうか。また、本当に都議選の大敗の反省をしているのでしょうか。これで国民が納得すると思っているのでしょうか。驚きました。
国会と国民をないがしろにしている態度は、まったく変わっていません。

と、
ここまで書いてきたところで、新たな動きがあったとの連絡が入りました。
連合審査の状況を見て総理出席の集中審議を考える、と自民党が譲歩してきたということです。
その結果、10日に衆議院内閣・文科両委員会の連合審査会を行うことで合意されました。

もちろん、アリバイのように1回開催したところで、おさまることはありません。
変わらず、総理出席を求め続けます。


06/27

2017

「週末動向あれこれ」


こんばんは。

先日、安倍総理は、加計学園問題について、「今治市だけに限定する必要は全くありません。すみやかに全国展開を目指したい。地域に関係なく2校でも3校でも、意欲あるところにはどんどん獣医学部の新設を認めていく」と、トンチンカンな、これまでと全く異なる発言をして批判にさらされています。
一校に限定したのは法令に従って適切な手続きではなかったのか?文科省も農水省も獣医は不足していない、との認識だったのではなかったか?
今までの説明にも無理があるから、弁解がましいことを言っても、かえって矛盾が露呈するだけです。総理は場外ばかりで発言するのではなく、早く国会を開いて説明するべきです。

さて、ここ数日間は、都議選の応援と地元日程を精力的にこなす毎日を過ごしています。

土曜は、午前中に都議選2候補、新宿区の青地まみさん、渋谷区の浜田ひろきさんのところで応援。
午後は京都で、私が長年のファンであり、友人のタレントで書家の越前屋俵太さんの「越前屋俵太を観る会・『想定外を楽しむ方法』出版記念イベント」に聴衆の一人として参加。懐かしい映像がたくさん紹介され、あっという間に時間が過ぎ、楽しく、笑い、そして人生を考える会でした。
その後、京都府バスケットボール協会総会に出席。バスケットボール発祥の地、京都は、今とても盛り上がっています。Bリーグができ、京都ハンナリーズが活躍、昨年国体では少年の部男子で優勝。私も、超党派「バスケットボール議員連盟」副会長として、微力ながら応援しています。

日曜は北神圭朗衆議院議員の囲む会があり出席、大盛会でした。おめでとうございます。

月曜は、朝の街頭から都議選の応援に。今度は大田区の沢田大作さんのところへ。
午後は京都に戻り、京都府身体障害者団体連合会の年次総会に会長として出席。
新年度を迎え、新役員で新たにスタートします。

今週は都議選のラストスパートです。

170626fushinren


06/23

2017

「沖縄全戦没者追悼式」


こんにちは。
昨日の午後から沖縄に来ています。

政権時から毎年、沖縄全戦没者追悼式に出席するように心がけています。昨年も自分の参議院選挙でしたが、式典に出席しました。
先の大戦における、我が国唯一の地上戦で、20万人以上が犠牲になられた凄惨な沖縄戦を忘れてはならないと思います。

永田町では、自民党の2期生議員が秘書への暴行、暴言で離党したとの報道が流れています。すぐに離党したということは、週刊誌に掲載された内容が事実だと認めたことになります。
失言、スキャンダル、暴行、またもや自民党2期生議員です。

一方、野党4党は、幹事長・書記局長会談で憲法53条に基づき臨時国会の早期召集を求めました。政府与党は逃げずに開会するべきです
今日の夕刻より前川前文科次官の記者会見が予定されています。どんな内容になるのか、注視していきたく思います。


06/20

2017

「新しい文書」


新しい文書が出てきました。
昨日のNHK「クローズアップ現代」で、文科省が作成した新しい文書の存在が明らかになりました。
先週の再調査からわずか3日あまり、驚きです。

今朝の会見で文科大臣は早々にこの文書の存在を認めました。
内容は、
「10/21萩生田副長官ご発言概要」
「官邸は絶対やると言っている」
「総理は平成30年4月開学とおしりを切っていた」
「加計学園事務局長を浅野課長のところにいかせる」
等々、生々しく萩生田副長官が語っていたであろう内容がつづられています。

党のプロジェクトチームでも大紛糾しました。
これを読むだけでも、総理の強い意向と「はじめに加計学園ありき」で進められたことが見受けられます。
萩生田副長官自身は否定していますが、にわかには信じられません。

「新しい事実が出てくれば、集中審議も」と先週末自民党の幹部が発言。当然集中審議を求めます。
文科省と内閣府の説明や発言が食い違い、官邸とも齟齬が生まれ始めました。虚偽に虚偽を重ねた結果です。
まさか、数日後に萩生田官房副長官が責任を取り、トカゲのしっぽ切りで事を収めることなどないように、しっかりとした監視が必要です。


06/13

2017

「今日、法務委員会で質問に立つ予定です」


おはようございます。今日、法務委員会で質問に立つ予定です。

昨日は、案の定、文科省の文書の再調査についてゼロ回答でした。単なるパフォーマンス、時間稼ぎだったことが明らかになりました。メール対象の22名に、ヒアリングをすれば、一瞬にして、真偽と存否は明白になるはずです。論外の対応です。
昨日の夕刻、野党の国対委員長会談で明日までに、文書の存否を明らかにすることと、当然のこととして、前川文科省前事務次官の参考人招致と予算委員会の集中審議を求めました。

一方、共謀罪の審議は、本日の午前中の参考人は決まりましたが、午後の審議はまたまた強行採決、つまり委員長職権でした。
なぜならば、与党が今日の法務委員会で「法案採決をしない」と確約しなかったのです。野党としては、採決しないという約束をするなら、審議に応じる、としましたが、結局、約束のないまま、審議日程を決めました。

ですから、今日は緊迫の度合いが上がります。
もし強行採決をするようなことがあれば、国会の延長はしない可能性が高くなります。だとすると、こんな短時間の審議で、論点も散らばったまま、本当に強行採決するのでしょうか。
さらには再調査の結果を国会会期中には明らかにせず、加計学園問題に無理やり蓋を閉めて、数の力で議論を封じようとするのでしょうか。

今日の午後から、普通に審議に入れば、再び共謀罪で質問に立つことになっています。国会の役割は論戦と政府のチェックです。


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