03/08
2018
「財務省の文書改ざん疑惑 政府与党に抗議」
こんばんは。
国会は、財務省がこれまでと同じ文書を出してきたにも関わらず、与党が強行に予算委員会を開会し、無理やり時間の消化につとめました。考えられない横暴な運営です。
今日午後、野党6党で文書改ざん疑惑についての決起集会を開催しました。そのときの私の発言要旨を以下に掲載します。
加えて、今日の毎日新聞夕刊の記事は改ざんを傍証する有力なものになってきそうです。
○ 国会の審議が空転し、混乱をしているのは、全て財務省の対応に起因するものであり、政府・与党の責任と言わざるを得ない。この問題は日本の政策決定に関する非常に重大な問題であり、国会への冒涜、国政調査権の蹂躙である。
○ 本日、参議院予算委員会理事会に提出された文書は、これまで国会議員に提出されたものと全く変わらず、このことをもって文書を提出したということを認めるわけにはいかない。さらには、別の文書の存在についても全く明らかにせず、昨日までと同じ状況、全くのゼロ回答である。
○ また、本日の予算委員会理事会に提出された経緯は、与党の二幹二国の要請に応じてのものであり、与党もこのことについてどのように考えているのか、与党のメンツも潰されたと言わざるを得ない。野党は一致して、国会法104条に基づく資料の提出を、与野党合意で、予算委員会で議決するように求めていきたい。
○ 一方で、そういった資料の提出状況にありながら、参議院の予算委員会を強行で開会したことは、許すことはできない。ましてや野党の質疑時間を空回しして時間を消化したのは、不届き極まりない国会運営であり、このことについて強く抗議する。
○ 最低限、二種類の文書があるのかどうかについて明らかにするべきであり、そのことを強く財務省に求めていきたい。