11/01
2013
「NSC法案、修正案を提出」
こんにちは。国会では毎日忙しく過ごしています。
本日、民主党として、国家安全保障会議設置法案に対する修正案を衆院NSC特別委員会に提出しました。
政府案については以下のような課題があります。
〇指揮・命令系統の明確でない首相補佐官が安全保障の関係で存在することで、逆に、情報の流れが悪くなる懸念がある
〇国家安全保障局長と、災害や緊急事態にあたる危機管理監との関係が極めて曖昧である
等々があり、与党を経験し、特に、私は官邸で尖閣諸島をめぐる事案や東日本大震災等の対応にあたったことを踏まえ、NC外務担当として修正案の検討に加わりました。
その結果、以下のような案を提出するに至りました。
<修正案のポイント>
(1)安全保障及び危機管理を担当する内閣官房副長官を置き、その下に内閣安全保障危機管理監を新設する。安全保障に関する首相補佐官は置かない。
(2)各省からの国家安全保障会議への資料提供等の協力義務を明確にする。
(3)国家安全保障会議の議事録を作成する。
(4)NSCへの諮問事項について、現行法で「内閣総理大臣が必要と認めるもの」となっているものは引き続き同様の扱いとする。
今後、我々は情報公開の重要性も含め、上記の修正を求めています。
今日午後から与野党の修正協議が始まっています。