05/05

2010

ホルブルック特別代表他との会談


ホルブルック米国アフガニスタン・パキスタン特別代表と会談しました。
カルザイ大統領の訪米、和平ジルガの開催等について意見交換をするなかで、日本の再統合プログラムをはじめとする貢献についての謝意の表明がありました。今後のアフガニスタンに対する日米関係の強化について認識が一致しました。
また、先日のNYでの爆弾未遂テロについても話題にのぼり、連携を密にしていくことを確認しました。

 

ワシントンDCでは、CSISハムレ所長、Climate Advisorsパーヴィス代表、PEWセンター・クラウセン代表等とも会談しました。
ハムレ所長とは、日米関係全体の状況や国際情勢の変化等についての意見交換を行いました。環境問題についてのシンクタンクである、Climate AdvisorsやPEWセンターとは、気候変動問題や生物多様性問題等について意見交換を行いました。


05/04

2010

スミス豪外相、マルティ・インドネシア外相ほかと会談


前日のICNNDサイドイベントでもご一緒した、スミス豪外相と会談しました。(下左)
今年2月に発出した日豪両外相による「核兵器のない世界」に向けた共同ステートメント、3月に日豪共同提案した「核軍縮・不拡散に関する実践的措置の新たなパッケージ」は、日豪協力の象徴であり、NPT運用検討会議における合意に結びつけるために努力したい旨、発言しました。スミス外相からは、日豪両国が経済や安全保障の分野でもパートナーシップを結んでおり、緊密な連携をつづけることへの言及がありました。

非同盟運動(NAM)を代表するインドネシアのマルティ外相と会談しました。(上右)
マルティ外相からは、核軍縮・不拡散分野における日インドネシアの協力を行っていきたいとし、合意文書の作成について、日本の立場・提案との共通点を見いだす努力をしたい旨の発言がありました。

ホイヤー独外務副大臣と会談しました。(下左)
ホイヤー独副外務相から、核軍縮・不拡散分野における日本の立場に同意いただくとともに、気候変動問題についても意見交換をしました。

リャプコフ露外務次官と会談しました。(上右)
日露間のハイレベルでの意見交換が進んでいることは喜ばしく、米露が新START条約に合意したことを評価する旨を述べました。リャプコフ次官からは、NPT運用検討会議に積極的に取り組み、国際的対話において日本と協力していることの必要性が強調されました。

IAEA天野事務局長とも会談しました。(下左)
先般の核セキュリティ・サミットに際しての財政支援発表に対する謝意の表明がありました。また、イランの核問題、NPT運用検討会議の見通し等について意見交換を行いました。

国連本部内で行われた、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)主催の原爆展を視察しました。(上右)
原爆被害の写真パネルや被爆者の遺品を拝見し、被爆者の方々の言葉を聞いて、胸が詰まる思いでした。


05/04

2010

NPT運用検討会議で一般討論演説


NPT運用検討会議で日本政府代表団首席代表として、一般討論演説を英語で行いました。
すべての締約国が立場の違いを乗り越え、協働して対応できる基盤を構築する必要があるとの総理メッセージを披露した他、日豪共同提案に盛り込まれた具体的な核軍縮措置、IAEA追加議定書普遍化の推進、北朝鮮やイランの核問題の解決、原子力の平和利用のための国際協力に対する支持等を訴えました。

 

ステートメント(仮訳)は以下のとおりです。

 

2010年NPT運用検討会議 一般討論演説(仮訳)
平成22年5月4日 

(はじめに) ≫ 続きを読む


05/03

2010

潘基文国連事務局長との会談、被爆者の方々との会合など


NPT運用検討会議の開会式の後、潘基文国連事務総長と会談しました。
潘事務総長から、日本は核軍縮・不拡散の分野において、非常に重要かつ不可欠な役割を果たしている旨の発言とあわせて、今年8月6日の広島原爆祈念式典へ出席するとの話がありました。
福山からは、NPTの求心力を強め、国際的核軍縮・不拡散体制を強化することが重要であり、合意形成に向けて我が国も努力していきたいと話し、不拡散措置の進展のためにも核兵器国による核軍縮の同時進展とともに、透明性の向上と強化された消極的安全保障の供与が重要である旨を申し上げました。また北朝鮮の核問題の解決のために引き続き相互に協力していくことで一致しました。

核不拡散・核軍縮に関する国際委員会(ICNND)サイドイベントに出席しました。昨年12月にICNNDがまとめられた報告書に敬意を表するとともに、日豪外相による「共同ステートメント」、「実践的核軍縮・不拡散措置の新しいパッケージ」を提唱していく旨あいさつしました。

原爆投下前の広島や原爆ドームの様子をCGで復元した映像を上映するイベントに参加しました。日本の子ども達にも伝えたい映像で、挨拶は言葉になりませんでした。また、被爆者の方々数十人が、アメリカの高校性に被爆の現実を伝えるというプロジェクトのレセプションにも出席しました。証言されている方々の言葉は、とてつもなく重いと感じました。

ニュージーランドのテ・ヒューヒュー軍縮・軍備管理担当大臣と会談しました。ニュージーランドは、新アジェンダ連合(NAC)の一員として、これまでも軍縮・不拡散分野で取り組まれてきました。福山から、今次NPT運用検討会議に向けて日豪両国が共同提案した「実践的核軍縮・不拡散措置の新しいパッケージ」とNACによる提案には共通点も多く、最終文書への反映についての連携を求めました。

また、連合・核兵器禁止平和建設国民会議(核禁会議)・原水爆禁止日本国民会議(原水禁)の3団体の代表とNPT運用検討会議の見通し等について意見交換をしました。


05/02

2010

ニューヨークへ移動


上海を発ち、日本政府代表団首席代表としてNPT運用検討会議に出席するため、ニューヨークに移動しました。
翌日に開会式を控え、トリビュートWTCビジターセンターを訪問し、被爆者の佐々木偵子さんがつくられた折り鶴などを拝見しました。


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