08/29
2013
「汚染水問題で再び福島へ」
こんにちは。
本日、急きょ、民主党東京電力福島第一原発汚染水対策本部として、福島を再び訪問しました。8月14日の第一原発の中への視察に次いで、今月2度目になります(このときの詳細は、こちら をご覧ください)。
福島県庁及び東電福島復興本社に伺い、焦眉の問題となっている汚染水問題について、佐藤雄平・福島県知事や石崎芳行・東電副社長らと意見交換を行いました。
東電は、汚染水問題が大きく取り上げられてからようやく対策本部を立ち上げたり、貯留タンク漏れの兆候が7月からあったにもかかわらず、今頃になっての発表であったり、後手後手の対応が目立ちます。暑さと高線量等で厳しい作業環境であることを割り引いても、事故当初からのタンクの管理、情報発信ともにずさんと言わざるを得ません。
また、佐藤雄平知事は、とにかく一にも二にも貯留タンクが今は優先だ、国が前面に立って超党派で進めてほしい、と言われていました。
引き続き、現地調査や原子力規制庁等からのヒアリングを重ね、議論されている陸側遮水壁の問題(これはかつて民主党政権時に却下されている)も含めて汚染水問題、さらには廃炉、東電の経営問題、除染等の課題も含めた対策の道筋について、検討を進めて参ります。