11/09
2016
「アメリカ大統領選挙」
こんばんは。
先ほど、アメリカ大統領選挙の結果が判明しました。
大方の予想を覆し、トランプ候補が次期大統領に当選しました。アメリカ国民の選択ですので、真摯に受け止めたいと思います。しかし、正直言って、やや驚きました。
永田町でもアメリカ大統領選挙の話題で持ちきりです。
そんな中、与党は明日の衆議院本会議をまた強行で開会を決めました。議題はナントTPPです。
トランプ次期大統領は「TPPから離脱する」とずっと表明してきています。その大統領選挙の翌日に、TPPを強行で採決するというのは、外交的には、相手側の意向とは全く逆目の意向を日本が表明することになります。非常に問題であり、また度重なる強行採決にも非常に違和感があります。
何の強行採決かさっぱりわかりません。メンツとか惰性でやるものではありません。
さらには、TPP対策だといって、補正予算で「TPP対策予算」を計上しています。この問題についても、政府を問いたださなければいけません。
私たちは、TPPの強行採決よりもそれ以前に、予算委員会を開いて、この状況をどのように捉えているのか等々、外交課題について国会内で安倍総理の考えを質すことがまず優先だと考えます。
あわてて首相補佐官をワシントンに送るという報道も出ていますが、あまり格好のいい対応とは言えません。
パリ協定、核兵器禁止条約等々、外交案件のちぐはぐさが目立ちます。