08/07
2014
非核議連で長崎を視察
事務局長を務めている「核兵器のない世界を目指す議員連盟(民主党非核議連)」として、長崎市を訪問し、市長や有識者、被爆者等との意見交換、視察をおこないました。
恵の丘長崎原爆ホームを訪問し、朝長万左男同ホーム診療所長(前長崎原爆病院長)から、原爆放射線誘発白血病、MDS(骨髄異形成症候群)の過剰リスクについてお話を伺いました。その後、長崎大学へ移動し、2012年に設立された「長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)」を見学し、片峰茂学長、梅林宏道センター長らから長崎大学における「核なき世界の実現」に向けた研究活動の状況、北東アジア非核地帯構想の現状、ナガサキ・ユース代表団の活動等について説明を受けました。
表敬訪問した田上富久 長崎市長からは、2日後に迫った原爆犠牲者慰霊平和祈念式典についての話のほか、親や祖父母の体験を自分の気持ちを込めて話せる「次世代の語り部」を育てる必要性等についてお話を伺いました。
また、民主党政権下で最初の非核特使を務めていただいた、山脇佳朗氏との懇談も行いました。
山脇さんは、11歳の時に爆心地から2.2kmの自宅で被爆された。15回の入退院を繰り返されているにも関わらず、力強い口調で、被爆直後の様子や父親を探しに行った状況をお話いただき、無垢の市民が一瞬にして殺戮された凄まじく悲惨な状況が目に浮かぶようでした。