03/12
2018
野党幹事長会談
森友学園問題に関して財務省が文書改ざんを認める報告を行ったことを受けて、野党6党の幹事長・国対委員長会談を開催しました。
国会審議の信頼と前提を覆す、前代未聞の異常事態であり、政府・与党にどう事態を説明・収拾するのか提案を求めていくことで一致しました。
03/11
2018
第29回全国車いす駅伝
第29回全国車いす駅伝が開催され、小生は京都府身体障害者団体連合会会長として参加させていただきました。
国立京都国際会館前から西京極陸上競技場までの5区間21.3キロのコースで行われ、大分Aチームが46分23秒で2連覇と10度目の優勝を達成されました。
03/09
2018
「森友学園問題は新しい局面に」
こんばんは。
森友学園を巡る財務省の文書改ざん疑惑について、新しい局面を迎えました。
佐川 国税庁長官が辞任しました。
麻生財務相の会見では、「国会対応で丁寧さを欠き、審議の混乱を招いた」「決裁文書の提出時の担当局長であったこと」等を理由としていますが、やはり改ざんがあったということでしょうか。
佐川長官が辞任して済む話ではありません。官僚に責任をなすりつけておしまいにしてはいけません。当然、政治の責任が問われます。
他方で、国際的にも大きな動きがありました。
4月中の南北首脳会談の開催に加えて、5月までに米朝首脳会談が行われることになりました。
過去の経緯を振り返れば、北朝鮮が非核化に向かうのか注視するべきであり、具体化するまでは圧力を継続するべきです。
4月に日米首脳会談を行うことになったようですが、我が国の頭越しに米朝対話が決められたのではないか、と危惧します。
本日、午後7時すぎから、辻元国対委員長とともに、自民党の二階幹事長に申し入れを行いました。
以下に、その後の私の記者会見の要旨を掲載します。
<会見要旨>
佐川国税庁長官の辞任が発表される。何故今までお辞めにならなかったのか。文書の「改ざん」疑惑が出てから辞任するということは、逆に、より改ざんの疑惑が深まったことになるのではないか。真相の解明には、全くつながっていないと考える。官僚に責任転嫁をするだけでは済まされない。当然、政治の責任が問われる。
佐川国税庁長官の辞任の報道を受けて、この問題は局面が変わったと判断をした。来週の月曜日に財務省から報告があると今聞いている。現状では、月曜日には国会の委員会が開かれる予定はないので、財務省からの報告を、とにかく衆議院・参議院にするように、そのことが必要であるという認識に立って、辻元国対委員長にご尽力いただき、二階幹事長と面会の場を持った。
私から以下の四点について申し上げた。
月曜日に、財務省のヒアリングの結果が出ると聞いている。その結果を速やかに衆参に報告をしていただきたい。そしてその場において、書き換え文書の存否についても明らかにしていただきたい。
国会法104条に基づく資料の提出を求め、参院予算委員会で与野党合意の上で議決をするべきである。
佐川国税庁長官の辞任が発表されたが、真相解明に向けて証人喚問は避けられないと考えており、そのことも求めたい。
国会は森友問題ばかりをやっているわけにはいかない。政府においては速やかに、この問題についての真相解明と、国民が納得するような説明を行うと同時に、本日、米朝首脳会談が決まるという、国際政治の場においても大きな局面転換の報道が流れている。われわれとしては、こうした北朝鮮問題の動きを受けて、米朝首脳会談に至る経緯、日本政府の対応、今後の見通し、対処方針等について、委員会の場で安倍総理から報告を求めたい。
以上、申し上げたところ、二階幹事長からは、承ってしっかり考えて対応したい。円満な国会運営をしていきたい、といった回答があった。
03/08
2018
「財務省の文書改ざん疑惑 政府与党に抗議」
こんばんは。
国会は、財務省がこれまでと同じ文書を出してきたにも関わらず、与党が強行に予算委員会を開会し、無理やり時間の消化につとめました。考えられない横暴な運営です。
今日午後、野党6党で文書改ざん疑惑についての決起集会を開催しました。そのときの私の発言要旨を以下に掲載します。
加えて、今日の毎日新聞夕刊の記事は改ざんを傍証する有力なものになってきそうです。
○ 国会の審議が空転し、混乱をしているのは、全て財務省の対応に起因するものであり、政府・与党の責任と言わざるを得ない。この問題は日本の政策決定に関する非常に重大な問題であり、国会への冒涜、国政調査権の蹂躙である。
○ 本日、参議院予算委員会理事会に提出された文書は、これまで国会議員に提出されたものと全く変わらず、このことをもって文書を提出したということを認めるわけにはいかない。さらには、別の文書の存在についても全く明らかにせず、昨日までと同じ状況、全くのゼロ回答である。
○ また、本日の予算委員会理事会に提出された経緯は、与党の二幹二国の要請に応じてのものであり、与党もこのことについてどのように考えているのか、与党のメンツも潰されたと言わざるを得ない。野党は一致して、国会法104条に基づく資料の提出を、与野党合意で、予算委員会で議決するように求めていきたい。
○ 一方で、そういった資料の提出状況にありながら、参議院の予算委員会を強行で開会したことは、許すことはできない。ましてや野党の質疑時間を空回しして時間を消化したのは、不届き極まりない国会運営であり、このことについて強く抗議する。
○ 最低限、二種類の文書があるのかどうかについて明らかにするべきであり、そのことを強く財務省に求めていきたい。