08/10
2015
「参院安保特委報告8日目。予算委員会」
こんばんは。
安保法制特別委員会は、礒崎総理補佐官の再度の参考人招致、政府統一見解や要求している資料の提出等を求めて、朝から夕方にかけて断続的に与野党の理事間で厳しい交渉を行いました。
交渉の結果、午前中までに資料の提出に最大限努力するということで、明日は午後1時から一般質疑を野党のみで4時間16分行うこととなりました。
一方、今日は参議院予算委員会で集中審議が開催されました。
民主党からは蓮舫議員が質問に立ち、特に新国立競技場問題について総理を厳しく追及しました。
見直しをどこで誰が検討していたのかを含め決定した経緯、見直しの検討を極秘に進めていたという時期に契約を交わしてしまっていた案件の存在等…不透明な意思決定、責任体制の不明確さが浮き彫りになりました。
また、広島市の平和祈念式典における挨拶について、総理は「非核三原則の堅持」を当然と言いながら、自ら削除したことを認める答弁がありました。それなら長崎でなぜ戻したのか、理由も謝罪もなく、明確な説明もありませんでした。
予算委員会の審議の模様はこちらからご覧ください。
毎日新聞の世論調査では内閣支持率が32%まで下落しました。埼玉県知事選でも自民党県連推薦候補が惨敗。
国民の怒りが結果に表れ出しています。
08/07
2015
「非核三原則について」
こんにちは。
今日は、衆議院の予算委員会集中審議が開催されました。
昨日の広島平和祈念式典での総理挨拶の中で、非核三原則に触れなかった件について、「非核三原則は当然のことで、その考え方に全く揺るぎはない」と答弁し、長崎での挨拶では、非核三原則の文言は「入っている」と明言しました。
なぜ長崎では入れるのに、広島では入れなかったのでしょうか。お粗末の一言です。
もし、官邸内のスタッフが、挨拶の文案を検討する段階で、非核三原則の文言を抜いて提案していたとしたら、大問題です。普通は考えられません。
また、その挨拶原稿を、総理や官邸内の政府高官が、見落とすか、文言を落としたままでいいと判断していたなら、さらに問題です。
さらに、総理の判断で文言を意図的に外したとしたら、それこそ、いくら弁解をしたところで「非核三原則」をないがしろにしたと言わざるを得ません。
そして、長崎の式典での挨拶で改めて文言を入れるとしたら、まさに、広島での挨拶の不備、不注意、配慮のなさを認めたのも同然です。
「非核三原則は当然」などという答弁は、全く説得力がありません。