08/04
2015
参安保特別委員会
参議院平和安全法制特別委員会が開かれ、総理出席、テレビ入りでの集中質疑が行われました。
米艦防護の事例が極めて蓋然性の低いことに加え、後方支援として可能になる他国軍への弾薬提供には、法理上、クラスター爆弾や劣化ウラン弾、そしてミサイルまで含まれるということが明らかになりました。
(写真は、委員会後の記者ブリーフの様子)
08/04
2015
「参院安保特委報告6日目とテレビ出演のお知らせ」
こんばんは。
昨日の礒崎総理補佐官の参考人招致の余震が続いています。
昨夜から今朝にかけて報道にもたくさん取り上げられていたようです。多くの方から激励をいただきました。
連日の審議、今日の委員会でも、補佐官への辞任要求、委員会参考人招致要求が相次ぎました。
今日は総理出席、テレビ入りの7時間の集中審議。民主党からは小川勝也議員、桜井充議員がバッターに立ちました。
元防衛副大臣の小川議員は、米艦防護の事例が極めて蓋然性の低い立法事実だということを、質疑を通じて改めて明らかにしました。
また、桜井議員は、憲法調査会での、かつての安倍総理の発言に言及。憲法前文に対して「日本人の精神に悪い影響を及ぼす」云々や「白々しい文」等と語っていることを指摘。緊張感のある質疑でした。
日々、ホルムズ海峡と米艦防護の事例が、立法事実にならないことが露呈しています。また、後方支援では、今回の改正で他国軍に弾薬が提供できるようになりましたが、武力行使の一体化の疑いが濃厚な案件です。
ナント質疑の中で、この「弾薬」の中には、クラスター爆弾や劣化ウラン弾、そしてミサイルまで含まれるというのです。その理由は消耗品だから、とのこと。訳がわかりません。ミサイルは武器ではないのでしょうか。このような弾薬の提供が武力行使の一体化にならない理由は何なのか。疑問は深まるばかりです。
こんな不誠実な答弁で国民の理解が進むとは到底思えません。
今日の審議は参院HPネット中継(アーカイブ)をご覧ください。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
明日も10時から一般質疑が行われます。
さて、今夜このあと、テレビ出演することになりました。
詳細は以下の通りです。お時間のある方はご覧ください。
◆BS日テレ「深層NEWS」
本日8月4日(火) 22:00~23:00
テーマ「安保で激論 日本の安全どう守る?」
http://www.bs4.jp/shinsou/