02/07

2011

「一人ひとりを包摂する社会」特命チーム担当者打ち合わせ


内閣府本府で行われた、「一人ひとりを包摂する社会」特命チームの第1回担当者打合せに出席しました。
冒頭、菅総理も出席され、孤立化や貧困、自殺等の社会問題に責任をもって取り組んでいく旨の挨拶がありました。


02/07

2011

2/7(月)20:00~20:53 BSフジ「BSフジLIVE PRIME NEWS」に出演


◆BSフジ「BSフジLIVE PRIME NEWS」
 https://www.bsfuji.tv/primenews/index.html
 放送日時:2月7日(月) 20:00~20:53
 内容: 「菅政権の進路を検証」


02/05

2011

「一昨日のTV番組での発言について」


 こんばんは。度々失礼します。
 通常国会は、衆議院予算委員会で来年度予算案の審議が始まり、私自身も何度か答弁に立たせていただいています。しっかりと建設的な質疑を通じて、予算及び予算関連法案を成立させていきたいと考えています。

 さて、一昨日、BS11の「IN side OUT」に生出演しました。
番組内での私の発言について、昨日の新聞等に記事が掲載されましたが、発言の一部分であり、番組内でどのような発言をしたかについて、以下にお伝えしたいと思います。

 番組では、進行の鈴木報道局長から、先日のS&Pによる国債格下げに対する総理の「疎い」発言の背景を問われました。
 それに対し「私自身は、格下げの報告を受けていました。総理にどの時点で報告するのかという判断をしなければいけなかったわけですが、私はぶら下がりの打ち合わせでは報告をしませんでした。私自身の判断がいたらなかったことについては、総理に迷惑をかけたかなと思っている」と申し上げました。

 しかし、続けて「一方で、一民間格付会社の評価に一国の総理が右往左往するべきではない、という思いがありました。私は、元々金融機関に勤めていたこともあり、あの時点で、債券相場や為替が落ち着いていることを確認していました。逆に、S&Pがなぜ格付けを下げたのかという分析等をしっかりした上で、総理に報告するべきだと考えました。」「また、ムーディーズやフィッチなど他の格付会社は、日本の格付けを現在、安定的だと評しています。今回のS&Pのプレスリリースでは、この国会での予算や予算関連法案の審議、成長戦略の実施状況、財政再建に対する取り組み姿勢について着目しており、税と社会保障の一体改革を含め、財政再建の道筋ができれば、再格上げも検討されるということが書かれています。つまり、政府だけでなく、野党の姿勢も問われています。もちろん、中長期的な我が国の財政に対する「警鐘」と受け止め、熟議の国会を通じて、国益の観点から建設的に議論を進めていく必要があります。」と発言したという具合です。

 新聞等をご覧になって気にかけていただいている方がいらっしゃったので報告させていただきました。


02/05

2011

社会保障改革に関する集中検討会議に出席


第1回社会保障改革に関する集中検討会議が開催されました。
この集中検討会議は、政府・与党社会保障改革検討本部の下に設置されたもので、総理ほか関係閣僚と与党幹部、民間有識者により、社会保障・税一体改革の検討を集中的に行い、国民的な議論をオープンに進めていくものです。
この日の会議では、社会保障に関する集中検討会議の今後の進め方等について討議しました。

詳細は、テツロー日記をご覧ください。
テツロー日記 第410号「社会保障と税の一体改革の集中検討会議始まる!


02/05

2011

「社会保障と税の一体改革の集中検討会議始まる!」


 こんにちは。今日は、午後から官邸で第1回目の社会保障改革に関する集中検討会議が開かれました。

 政府側は菅総理出席の下、与謝野担当大臣、官房長官、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣、国家戦略担当大臣ほか、与党からは仙谷代表代行、国民新党の亀井政調会長、幹事委員として、トヨタ株式会社の渡辺捷昭副会長、慶應義塾長の清家篤氏、東京大学大学院経済学研究科の吉川洋教授、元自民党議員で元厚労大臣の柳澤伯夫氏らが一同に。

 今日は当面の進め方について話し合うこととなり、メンバーの皆様から様々なご意見が出されました。ここでは、誰が何を言ったか、詳細を挙げることは適切ではありませんが、例えば、次のような意見が出されました。

「国民にとって、わかりやすさ、心に響く言葉が必要。」
「現実の破綻しつつある姿を示し、将来のあるべき姿とのギャップをどのように埋めるか、方策を検討することが重要。国民との認識の共有が不可欠。」
「これまでの年金や医療、介護制度は世界に誇れるべきものがあった・・日本の社会保障が成功していたからこそ、長生きで高齢化社会が進んでいる、これは決して悲しいことではなく、喜ばしいことである。大成功したからこそ、今、改革しなければならない。そういう考え方で、この議論を出発して参りたい。」
「社会保障はともすれば高齢者に目が行きがちであるが、実は、支える側の現役世代の活力にかかっている。いまの働きにくさ、生活しにくさ、子どもの育てにくさ、現役世代をどのように元気づけるかが、持続可能な制度のために重要だ。」

 そんな中、名前を挙げても許されると思いますが、仙谷代表代行が次のような発言をされました。
「社会保障の議論をすると、ともすれば損か得かという議論になってしまう。また、世代間競争の議論になってしまう。政治家はすぐにそういった状況の中で、あなたにとっては得ですという損得の議論をしがちになる。まるでバナナのたたき売りのような状況になる。これが社会保障制度改革が進まなかったこの十数年の反省ではないか。基本的に保険制度というのは給付を受けない状態が幸せだと考えてほしい。保険料を出す方に回る方が幸せで、他人の幸せや他人がその給付を受けている姿を見て喜ぶというような、そういった高邁な議論が必要なのではないか。」

 その仙谷先生の言葉を受けて、ある方が「社会保障の原点とは、insurance つまり保険である。ビッグリスクは支え合う、スモールリスクは、自助
努力で賄う、どう組み合わせて合理的に設計するか、日本の国民は理解していただけるはずだ。」というような意見が出されました。

 他にもご紹介したい意見がたくさんありますが、本当に本質的かつ建設的な意見が多く、真剣な議論を聞き、私も感銘を受けました。国民全体で、社会保障と税の一体改革をしよう、という今の機運を逃してはいけないと強く思いました。

 この集中検討会議は、ほぼ毎週にわたり開催され、精力的に議論をつづける予定です。


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