ご挨拶
いつもお世話になり誠にありがとうございます。
気候変動の影響か、とても暑い夏が続きました。また地震や大雨、台風なども重なりましたが、皆さんご健勝にお過ごしでしょうか。十分にご留意ください。
さて、この挨拶文を書いている8月の終わりは、立憲民主党、自民党ともに代表選挙、総裁選挙の立候補者がまだ出そろっていません。本来は立憲の代表、自民の総裁が決まってからとも考えましたが、それぞれ1ヶ月後になってしまうため、断念しました。
少なくとも岸田総理は辞職が決まり、新総理による政治が秋から始まります。11月には総選挙とも言われ、政治決戦が間近に迫っています。
昨年末からのこの一年は、「裏金、裏金」の国会でした。だらだらと何のけじめもなく、真相は明らかにならず、処分も曖昧。結局、政治資金パーティーも企業献金も政策活動費もなくならず、自民党には反省の色が見えません。
アベノミクスはいよいよ限界が見え、円安が続き、金利は上昇へ反転しました。物価高は国民の生活を直撃しています。ここ2年、春闘ではようやく賃上げとなりましたが、はるかに物価高のスピードが速く、実質賃金はマイナスのままです。
私たち野党が弱いため、自民党に好き勝手をやらせてしまうという悪循環、緊張感がありません。与野党ともに大きな政治不信を招いています。
立憲民主党の代表選がどういう結果になっても、次の総選挙では、政権交代がリアリティを持つようなものにしなければなりません。
まずは経済政策の転換を図り、人口減少に歯止めをかけ、少しでも国民に豊かさを感じていただけるようにする。
①中間層も含めて、消費税の減税を給付の形で実現②男女の賃金格差の解消、非正規雇用から正規雇用への転換(希望者)③大学授業料のまずは半額無償化④小中学校の給食無償化⑤介護、保育、教育等の公的サービスの拡充と人材の確保⑥地球温暖化・AIへの対応、自然エネルギーへの転換、技術革新⑦選択的夫婦別姓、同性婚の導入⑧包括的差別禁止法の制定等々、
日本を風通しよく、多様性を大切にする、温かい社会に塗り替えていくためにやるべき政策は揃っています。そのために、まだまだ力を尽くしていきたいと思います。
来るべき総選挙、来年の参院選と皆様のご支援をお願いします。
また、地元京都では、年初に京都市長選挙があり、立憲京都府連推薦の松井孝治さんがおかげさまで当選を果たされました。皆様の心強い応援に感謝を申し上げます。
今後とも立憲民主党ならびに福山哲郎の活動にさらなるご支援をお願い申し上げます。
2024年9月6日

福山哲郎(ふくやま てつろう)
1962年1月19日生まれ。O型・寅年
学歴
1981年 | 京都府立嵯峨野高等学校卒業 |
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1986年 | 同志社大学法学部法律学科卒業 |
1995年 | 京都大学大学院法学研究科修士課程修了 |
経歴
1986年 | 大和證券株式会社入社 |
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1998年・2004年 | 参議院選挙・京都選挙区で2回連続のトップ当選を果たす。 |
2003年 | 学校法人瓜生山学園理事に就任。 |
2005年 | 参議院環境委員長に就任。 |
2008年 | 民主党地球温暖化対策本部 事務総長に就任。 |
2009年 | 外務副大臣に就任。 |
2010年 | 内閣官房副長官に就任。参議院議員選挙・京都選挙区で3期目のトップ当選。 |
2011年 | 内閣官房副長官に再任。 官邸外交、東日本大震災対応に取り組む 参議院外交防衛委員長に就任。 |
2012年 | 民主党社会的包摂PT会長に就任。 京都府身体障害者団体連合会会長に就任。 |
2013年 | 学校法人龍谷大学理事に就任。 |
2014年 | 民主党政策調査会長に就任。 |
2016年 | 民進党結党、幹事長代理に就任。 参議院議員選挙 京都選挙区で4度目の当選。 |
2017年 | 参議院震災復興特別委員長に就任。 立憲民主党結党に参画、幹事長に就任。 |
2020年 | 京都府バスケットボール協会会長に就任。 新「立憲民主党」結党に参画。幹事長に就任。 |
2022年 | 参議院議員選挙・京都選挙区で5度目の当選 |
現在 | 所属政党 立憲民主党(参院会派 立憲民主・社民) 所属委員会 外交防衛委員会、国民生活・経済及び地方に関する調査会長 党務(京都) 立憲民主党京都府総支部連合会 会長 京都府身体障害者団体連合会 会長 学校法人瓜生山学園 理事 学校法人龍谷大学 理事 京都府バスケットボール協会 会長 <趣味> 茶道・書道・野球 <子どもの頃の夢> 野球選手 <好きな言葉> 「一日を生涯として生きる」 |
著作
- 「フェイクの時代に隠されていること」(共著)
- 太田出版 2018年
- 「私の「貧乏物語」―これからの希望をみつけるために」(共著)
- 岩波書店 2016年
- 「2015年安保 国会の内と外で~民主主義をやり直す~」(共著)
- 岩波書店 2015年
- 「原発危機 官邸からの証言」
- ちくま新書 2012年
- 「民主主義が一度もなかった国・日本」(共著)
- 幻冬舎 2009年
論文等
- 「新しい政治文化をつくりたい」
- 月刊「論座」 2002年8月号 朝日新聞社 共著
- 「民主党参院政審会長の与党はつらいよ日記」
- 月刊「論座」2007年12月号~2008年8月号 朝日新聞社
- 「そのとき国会で何が起こったか」
- 月刊「世界」2014年2月号 岩波書店
- 「強行「採決」」
- 月刊「世界」2015年11月号 岩波書店
- 「政治より先に変わりつつある国民意識阿部政権とのズレ、野党はつけるのか」
- 月刊「Journalism」2016年3月号 朝日新聞社